Ultra@Conduct III

いざ!相模大野

今年からヤケにプラチナ化しつつあるライヴチケット獲得の影には涙ぐましい秘話が…?
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ある雪の降る冬の寒い夜のこと。
上総国馬船郡に一軒家を構えていたN家に、一人の高僧が一夜の宿を求めてやってきた。
極貧暮らしをしていた家の主は 「 こんなあばら家では、ろくなもてなしもできません 」 と断わった。
だが、厳寒の中をトボトボと歩いていく僧の後ろ姿を見て気の毒に思い、後を追っかけて泊っていくようにすすめる。

旅の僧が中に入ってみると、そこは家具一つもない貧しい家であったが、なぜか錆びた iPod mini一式と痩せこけた馬が居る。
そこで僧が尋ねたところ、家の主はこう言った。

「 物欲にとりつかれて魂を奪われ、このような赤貧の身となってしまいました。しかしながら武士としての魂は捨てておりません。事ある時は全てを投げ打ってチケをげっとし、痩せ馬に跨り、錆びた iPod miniと毛の少なくなったツアーTを持って、真っ先に駆けつける所存。東国武士の魂だけは、忘れてはおりません。 」

そして 「 もういらないものですから 」 と言って、僧侶の冷え切った身体を暖めるために、僅かに残った aikoの CD/DVDや aikobonを環境汚染も顧みず躊躇なく囲炉裏にくべると、普段は本人すらあまり口にしない干し飯を出してもてなしたのである。
翌朝、僧侶は家の主に深く感謝し旅立っていった。

そして、時は 2005年4月11日 ( 全国ツアー初日 )。
相模大野から 「 ご家人集まるべし 」 との下知が下った。
あばら家の主も錆びた iPod miniを身につけ、痩せこけた馬に跨り、銀座線・JR・小田急線と延々乗り継いで馳せ参じた。
その貧しく場違いな身なり ( くたびれたスーツ姿 ) は、集まったご家人の嘲笑や失笑の種になる。

ところが、イベントスタッフの者が彼を捜し出すと 「 執権館に来るように 」 と言う。
行ってみると、そこには見覚えのある人・かつてもてなした旅の僧侶が座していた。
その僧侶こそ、ファン獲得の為に姿を変えて諸国を巡廻していた、ポニキャの執権・柳井愛子、その人だったのである。
愛子はその時の礼を言うと、あばら家の主の意気に感じ、一夜の宿の際に燃やしたCDや本の代わりに、NHKホールのチケット2日分を与えたと言い伝えられている。

「 Love Like Pop Vol.9 」
4月11日(月) グリーンホール相模大野 ⇒ Reserved !!
4月14日(木) 北海道厚生年金会館
4月16日(土) 函館市民会館
4月20日(水) 石川厚生年金会館
4月25日(月) 仙台サンプラザホール
4月27日(水) 秋田県民会館
5月03日(火) 新潟県民会館
5月08日(日) 静岡市民文化会館大ホール
5月12日(木) NHKホール ⇒ Reserved !!
5月13日(金) NHKホール
5月17日(火) 福岡サンパレス
5月19日(木) 宮崎市民文化ホール
5月23日(月) 大阪フェスティバルホール
5月24日(火) 大阪フェスティバルホール
6月02日(木) 名古屋市民会館大ホール
6月03日(金) 名古屋市民会館大ホール
6月06日(月) 京都会館第一ホール
6月09日(木) 香川県民ホール
6月11日(土) 広島郵便貯金ホール
6月15日(水) 大阪フェスティバルホール
6月16日(木) 大阪フェスティバルホール
6月20日(月) 松山市民会館
6月23日(木) NHKホール ⇒ Reserved !!
6月24日(金) NHKホール
6月29日(水) 沖縄コンベンション劇場

関連リンク
aiko 公式サイト
鎌倉 鉢の木 ⇒ 「 鉢の木 」 由来

Posted by ゆい at 2005年04月06日 11:42 | トラックバック (0) | Clip!!

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