Ultra@Conduct III

aiko Love Like Rock Vol.3 観戦記 - 前編

開演前のZeppTokyoaiko Love Like Rock Vol.3 東京公演2日目開演を前にグッズ販売に並ぶ列 =写真=
これもまぁいつものコトだし、スタンディングは既に2度経験してるし、事前情報によるとモッシュ ( おしくらまんじゅう状態 ) も緩やかでさほどハードな盛り上がりはないというか盛り上がりに欠けてると… なら楽勝じゃん
こんな気持ちで臨んだ些細な油断が、私を地獄へと引きずり落したのです。


04:30 PM
開演2時間半前に Zepp Tokyo 到着
コインロッカーやら整列方法などを大雑把に確認して軽くスタバで腹ごしらえ
Zepp に隣接する Mega Web 1階のトイレ前で時間を持て余していると、体格がデカくて太めでいらっしゃる男性がツアーT着てウロチョロ
( うわっあんなヤツが会場で近くだったら発汗多そうで暑苦しくて嫌だなぁ… )
と思って見てたら、なんだか挙動不審で落ち着かない。どうやら居場所に困ってる様子。
まぁ関係ないかぁとしばらく目を離していたら、次に見た時、ある小部屋の入口に入ってスグの場所で落ち着いてホッとしているご様子。
ちょ、おま、そこ授乳室ですから!
ま、確かにお乳出そうでしたけど… 苦笑

05:40 PM
整列している場所に移動。
今回の整理番号は約2,500人中 270番ってことで、なかなか良い方。
最初は 200番区切りに整列、次に 20番区切りに移動、最後は 10番区切りで入場。
前から2ブロックめ上手よりの柵のスグ後ろに陣取る。
柵のスグ前と迷ったのだが、モッシュがほとんどないという情報を信じて…

06:15 PM
授乳男、最前ブロック中央に発見 ( ほっ
私の周りは、両側2名ずつ背の低い女子、後ろにやたらと背の高い男子2名という布陣。
モラル的にコノ男子2名は背の低い女子を追いやってまで前には来ないだろうとひと安心。
この時点で 「 柵につかまりポジションキープでまったり観よう 」 と儚い幻想を抱いてしまった。
しかし、徐々に入場者が増え、開演までに気分悪くなりそうな悪寒

07:09 PM
ライヴスタート!1曲目・蝶の羽飾り で aiko 登場ー♪ と、その瞬間
( えぇっ!! おまえら! 話が違うんでないかっ!? )
時間にしておよそ数秒の出来事でしたでしょうか。あまり記憶にないのですが、後ろから横からどぞー って感じで畑中葉子もビックリな超アグレッシブモッシュ… まるで柵に挟まれ内臓破裂って感じでしょうか?
とりあえず紳士な僕ちん ( 笑 ) は、近隣の女子を守るべく1列後方に引いて柵に手をツッパリ、モッシュガード。
( ぎぎぎっ 腕折れる… )
前後左右で密着、いや急速圧縮される人たち。
( うおぅ 足が着かねぇ。お、おれ浮いてる、空を飛んでるよ!ダンボッ )
もう満員電車とかいうレベルではありません。そう、あれは今から20年程前、通勤時間帯の営団地下鉄に乗って以来の人に挟まれての空中浮遊でした。
しかし、これは単なる初期微動(P波)に過ぎませんでした。この数秒後、曲がサビに入った瞬間にS波 - 縦揺れが襲ってきたのです。
( ちょっまて!おれ浮いてるから!もまえら跳ねるなぁぁぁぁっ )
空中浮遊したままで両手をふさがれ、自らの意思とは無関係に上下動を繰り返す強制ホッピング。
洗濯機の洗濯物のように、されるがまま。もうある意味羞恥プレイですよ

と、その時でした。
なんと aiko がバンドに向かって叫んだのです。
「 ちょっと演奏ストップ、ストップ、ストーップ! 」

続く

Posted by ゆい at 2006年02月01日 15:06 | トラックバック (0) | Clip!!

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